2022年1月15日、日本時間午後1時10分ごろ、南太平洋のトンガ諸島の火山島「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生。この影響でトンガでは1.2メートルの津波が観測されました。
日本では、16日午前0時15分、津波警報を鹿児島県の奄美群島とトカラ列島に発表。また岩手県にも新たに津波警報を発表しました。
この記事では、津波の原因になったトンガ噴火についてと、日本への津波の影響などについて調査をまとめます。
トンガ噴火が原因で日本へ津波警報発令
【速報 JUST IN 】トンガ諸島で大規模火山噴火 太平洋広域に津波発生の可能性 #nhk_news https://t.co/XVgSEHKONA
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2022
トンガ諸島の火山島「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生、2022年1月15日、日本時間午後1時10分頃。
2022年1月15日午後7時すぎ、トンガの大規模噴火について気象庁は、日本への津波の影響を調べていましたが、「日本では多少の潮位の変化があるかもしれないものの被害の心配はない」と発表していた。
気象庁によると日本時間の15日午後1時10分ごろ、南太平洋のトンガ諸島で大規模な火山噴火が発生しました。気象衛星「ひまわり」の画像では、トンガ付近で噴煙が立ち上る様子がわかります。気象庁は太平洋の広域に津波発生の可能性があるとして日本への影響を調べています。https://t.co/XVgSEHKgY2 pic.twitter.com/RYxErV1rih
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2022
太平洋沿岸広範囲で津波注意報。トンガ噴火に伴い日本への津波警報がでています。
スマホで最初の津波警報が鳴ったのが、2022年1月16日午前0時15分。
その後、地域の防災無線・スマホの警報も数回。
【速報 JUST IN 】奄美群島・トカラ列島で津波警報 #nhk_news https://t.co/c0XHmfBCZ9
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2022
海外メディアやSNSの情報によりますと、トンガの多くの地域では、火山噴火の後から停電が発生しているということです。日本時間、1月16日午前5時、人など被害の情報は明らかになっていません。
噴火に伴って津波が発生し、オーストラリアの気象局によりますと、トンガで1.2メートルの津波を観測。
BREAKING: Tsunami hits Tonga as nearby volcano erupts pic.twitter.com/TRM1iKtAft
— BNO News (@BNONews) January 15, 2022
この映像でわかるよに沖からどんどん波がやってくるのが確認できます。津波の最新情報を確認して行動してください。
津波警報発生の原因はなにか?噴火との関係は?
地震に詳しい専門家によると、「今回の津波は火山噴火によるもので、波の周期をみると『空振』と呼ばれる噴火に伴う空気の振動による可能性がある。津波の周期が短く波の速度が速く強度が強くなる。沿岸部の施設に被害を与える可能性がある」と指摘。
そのうえで「遠地で起きる津波は影響が長く、半日や1日程度続く可能性がある。ただ今回は噴火による津波で、津波そのものの予測が難しい状況とみられる。火山噴火の推移も読めないので注意が必要だ」との見解を示していました。
気象庁の会見内容によれば、今回の津波の理由は現時点でははっきりわかっていないとのこと。
— 須永祐慈 Yuji Sunaga (@yujisunaga) January 15, 2022
考えられることとして、噴火によって直接起こした波による津波ではなく、噴火の衝撃によって気圧が変化し、潮位変化をもたらした可能性がありそうだが不明と。結果的に潮位変化があったので警報を出したと。
当初、トンガ噴火が起きたことが原因で津波警報・注意報が発令されました。トンガ噴火により、潮位変化が起こり海面変動が大きくなったことが原因で津波の原因とされています。
潮位変動が出たのは1月15日23時頃で、16日の深夜になって津波警報が出されました。噴火発生直後は海面変動がそこまで大きくなかったので、津波の心配無いとのことでしたが日本の周辺だけなぜか海面変動が高くなったそうです。
地震による津波とは異なるそうで、噴火により気圧の変化が生じ潮位変化が起こったのではないかと言われています。前例はないので具体的な原因は分かっていないそうですが、津波の危険を感じたため津波注意報・津波警報が出ている状態です。
津波の原因になったトンガ噴火
トンガの噴火と津波の映像。
— PuANDA (@shoichirosm) January 15, 2022
地震による津波は想定してたけど噴火による津波は想定外でした。本当、何が起こるかわかりませんね。隕石による津波とかもあるから、海沿いは危険やね。 pic.twitter.com/830PBmJ3zM
このTwitter映像を見るだけでもかなり、大きな規模の噴火である事が分かります。映像を見るだけでも日本にも影響あると感じますね。
南太平洋のトンガにて大規模噴火とのこと。詳細は不明ですが、日本でも津波警報が出るなど心配ですね…。pic.twitter.com/CP4FsqtdD6
— カブパカ🔰@兼業子育てリーマン (@kabupaka) January 15, 2022
日本で発生した津波を検証
日本は海や河川が多い国でもあります。そのため、各所で津波はみられる可能性は高い。十分注意する必要があります。
【動画】津波が宮城・砂押川を逆流 トンガ沖・海底火山噴火 https://t.co/4ZwIH91o6Y
— 河北新報オンラインニュース (@kahoku_shimpo) January 15, 2022
岩手県の久慈港では午前2時26分に1メートル10センチの津波を観測。
トンガはどこにある?
トンガは、南太平洋のポリネシアに属するトンガ王国は日付変更線のすぐ西に位置しています。経済水域約362,000㎢に無人島を含め大小170余の島々が4つの諸島を構成している。
周辺の島々が次々とヨーロッパの列強国の支配下に置かれてきた中で、過去に一度も植民地化されず、現在まで王制が残る唯一の国である。
太平洋側の全部が津波警報で、トンガの噴火っていっても、トンガってどこ?って思ったら、こんなに離れてた。巨大噴火怖すぎる。 pic.twitter.com/VmWxfWVVaX
— 侍(318) (@ZanEngineer) January 15, 2022
交通機関にも影響
津波警報や津波注意報で各地に交通影響 #nhk_news https://t.co/DjZ33Aw3HX
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2022
1月16日は大学センター試験の2日目。受験生の影響も心配されます。
津波が発生…その時どうする?津波で気をつけること注意すべき点をまとめる
津波から避難するときは
- 海岸や川から離れる
- 少しでも高いところへ逃げる
- 津波は何度も押し寄せます
- 警報・注意報解除まで戻らない
津波が発生…その時どうするか、「一刻も早く海岸から離れ、高台に避難を」津波に襲われると、命の危険に直結します。海岸や川の河口近くにいる人はすぐに逃げて、興味本位で近づかないことも必要です。
備えは必要です。必要な知識はもっておくとよいですよね!過剰な反応だけは控えて大切な人が無事でありますよう 津波が発生したら…その時どうする? 大津波警報や津波警報、津波注意報の違いは|NHK|災害列島 命を守る情報サイト|NHK NEWS WEB https://t.co/mZvH8QNxaM #津波警報 #備えは必要
— ぽっぽ@たくさんの人に情報を届けたい💖 (@miru36_) January 16, 2022
1960年に起こったチリ地震では、22時間半後に最大の津波がやってきました。
— 小林知之🌔(太田プロ 火災報知器) (@cobayashitomo) January 15, 2022
しかも震源地が日本から17000㎞も離れていたにも関わらず、日本でも142名もの方が亡くなる甚大な被害をもたらしました。
トンガはおよそ8000㎞、油断しないで高台に逃げてほしい。
現在のトンガの状態(推測)
— そにっく885@メタバース建築 (@sonic88510) January 15, 2022
・津波による被害が発生するも火山灰で視界悪く救助不可能状態
・インターネットは14時ごろ途絶
・衛星通信は火山灰により使用不能
・その他無線通信を受け取った報告がない
・現地ラジオ局が沈黙、
・トンガ政府が存続しているか不明
・現状では通信的に完全孤立、途絶。
日頃防災訓練を行っていても、自治体が指定する避難場所や避難所には、津波に対応していない所もあります。東日本大震災では避難所に逃げ込んだのに、犠牲になった人もいました。
常に日頃からハザードマップなどで津波の浸水想定のほか、避難場所や避難所を確認することが大切ですが、まずは「高台など安全な場所に逃げて命を守ること」が重要です。
家族の中で、地震のときはこの場所へ避難する。津波のときはここへ避難するなとルールを決めておくのが良いでしょう。
津波はどれだけの威力があるのかを調査
津波警報(予想高 1m超3m以下)
低い土地では浸水被害が発生、人が巻き込まれると命を失う危険性が高くなります。
1mの津波が襲ってきた時点で命の危険と言われています。いがいにも低い津波で命が危険なのは驚きですが、50cmでも大人は流されるので軽く見ないで!!特に大津波警報、津波警報が発表された地域では、一刻も早く避難することが重要です。
家財も大切ですが、最も大切なのは「命」です。
【津波警報!今すぐ逃げること!】
— 人が死なない防災 (@bosai_311) January 15, 2022
トンガの大規模噴火に伴って、奄美群島・トカラ列島に津波警報が出されました。予想高さ3mです。津波は普通の波と違ってすさまじい力で人や物を押し流します!1mの津波に巻き込まれた時の計算上の死亡率は100%です。今すぐに高台に逃げること! pic.twitter.com/WLKrNAfoA7
ついつい軽視してしまいがちですが、津波の破壊力はスゴイです。
大津波警報(予想高 3m超)
多くの方が犠牲になった2011年の東日本大震災で発表された警報です。
木造家屋が全壊、流出し、人が巻き込まれると命を失う危険性が非常に高くなります。
《津波の特性》津波は海面が盛り上がり大量の海水が流れ込む現象です。通常の波と破壊力が圧倒的に異なり、数十センチの津波であっても足元をすくわれる危険性があります。
高い津波の場合、斜面を駆け上がり、内陸深くまで流れ込むおそれもあります。何度も押し寄せて予想の高さを超えることがあります。そのため情報には、耳を傾け必要な場合の行動をとる必要があります。
まとめ
南太平洋のトンガ近くにあるフンガトンガ・フンガ・ハアパイ火山で大規模な噴火によって日本にもかなりの影響が出ています。
メディアでは、1月16日朝6時台【津波警報は解除の見込みない】という事なので、自信の身は自分で守る行動を行いましょう。 津波の最新情報を確認して行動してください。
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